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年金定期便は捨てないで!!

たまーに届く年金定期便。

少し見てすぐ捨てる人がほとんどですよね?

もったいない!!

実はあのハガキには、自分らしい老後を迎えるために他では得ることのできない重要なヒントがいたるところに隠されているんです。

それを捨てるなんて本当にもったいない。

年金定期便は次の年金定期便が届くまで大事に保管しておくようにしてください。

捨てちゃった人は次来た時はちゃんと保管しておいてくださいね。

では次いつ届くのでしょうか?意外と知らないですよね。

このブログでは『年金定期便がいつ届くのか。』『そこから何がわかり、なぜ重要なのか。』をお話したいと思います。

年金定期便はいつ届くのか?

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年金定期便はいつ届くのか?

それをお話する前に少しだけ「なぜ年金定期便が届くようになったのか?」をお話したいと思います。

年金定期便が始まったのは2009年4月。
それ以降毎年発送されています。

キッカケは、「消えた年金問題」です。

覚えている方も多いと思いますが、公的年金に加入していたのにデータ上は記録されていなかったケースが明らかとなったアレです。

なので最初の頃は、
「私の年金大丈夫かな?」とすごく関心を持って見ていた方が殆どではないでしょうか?

まさか今更、「記録漏れがあります!」とは言えないですよ・・・。
もう10回以上届いているわけですから。
日本年金機構はできることはやっているというスタンスです。

そんな大きな社会問題をきっかけに郵送されるようになった年金定期便ですが、誕生日の月に届くんです。(1日誕生日の方は前月に届く。)
郵送で少しタイミングがズレることもあるそうですが、大体3週目に届くことが多いそうです。

3月末とかに全員に一斉に届くわけではないんです。
家族1人1人違うんです。
なので、自分の分は自分で発見し、保管するしかありません。

「年金は人それぞれ違うもので、過ごし方によって受給額は変わる。だから年金定期便の届くタイミングも人それぞれ。」と覚えておくといいかもしれません。

年金定期便は数種類あります

4種類
実は年金定期便にはいくつかに種類があるんです。
1種類ではないですね。

何種類あると思いますか?
実は4種類あるんです。


まずは圧着ハガキタイプのものが3種類。

【50歳未満の方用】
これまでの加入実績に応じた年金額が書かれています。
なので、確定している年金額だけが書かれており、将来増えるであろう予測の金額は含まれていません。

【50歳以上の方用】
今の状態が続いた場合、65歳から受け取れるであろう年金額が書かれています。
加入実績に応じた年金額は書かれていません。
また、70歳まで受給繰り下げした場合の金額も書かれています。

【年金受給者の方用】
これまでの保険料納付額や年金加入期間が書かれています。
ですが、年⾦受給額に関する情報は書かれていません。
「年⾦振込通知書」や「年⾦額改定通知書」などにより、お知らせすることになっているそうです。


次に封書タイプが1種類。

【節目年齢(35歳、45歳、59歳)の方用】
20歳からこれまでの年金加入履歴がすべて書かれています、
圧着ハガキタイプのものは直近1年分しか書かれてないので、記録漏れを探すには最適です。


それぞれ記載内容は少しずつ違いますが、いずれも大切な情報が満載であることには変わりありません。
なので、常に最新の年金定期便を保管しておくことを僕はオススメします。


年金定期便からわかること

発見
ではいよいよ年金定期便から何がわかるのかお伝えしたいと思います。

ザックリ言うと、公的年金のことならばほぼすべてわかります。
もっと言うと、老後の生活費の不足額や、年金の増やし方もわかります。

さらに、夫婦2人の年金定期便を突き合せれば、より正確な数字が見えてきます。

公的年金という話をすると、ほとんどの方が老齢年金を想像するのではないでしょうか?
加入実績に応じて原則65歳から受け取れるアレです。

ですが、公的年金には、老齢年金を含め3種類あります。

万が一、被保険者などが亡くなった時に遺族が受け取ることができる遺族年金。
被保険者などが一定の条件の障害を負ったときに受け取ることができる障害年金です。

実は年金定期便を見れば、遺族年金・障害年金が、
「もらえるのか?」もらえる場合、「いつまで、いくらもらえるのか?」もわかるんです。

もしそれらの受給金額が十分であれば、任意保険加入の必要がなくなり、無駄を省くことができるかもしれません。

そしてその浮いた資金を、未来の自分への投資(iDeCoやつみたてNISA)や趣味に回せば、人生が楽しくなるかもしれません。

当たり前ですが、自分や家族を幸せにしてくれるのは国ではありません。自分なんです。

年金定期便はそのツールになります。
そういう意味では、年金定期便は「幸せになるためのチケット」かもしれませんね。



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