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投資としての暗号資産の今後と、税金について

投資としての暗号資産の今後と、税金について

先日、人生ではじめて暗号資産(仮想通貨)を買いました。

キッカケは、僕が推奨している日本の上場会社リミックスポイント(3825)が暗号資産交換所『ビットポイント』を運営しており、「買ったことないのにオススメできないでしょ!?」と思い、ビットポイントの口座を開設したことでした。

その時ちょうど『1万円以上の入金で、ジャスミー(暗号資産の一種)を3000円分プレゼント』というキャンペーンが行われており、1万円だけ入金していたんです。

その時貰ったジャスミーを、先日久しぶりに確認してみたら1000円くらいになっていたため、ちょっとチャートを確認してみました。

そうしたら、底をついて切り返してきている且つ直近高値を更新したところだったのと、他の暗号資産と比べて値動きが大きかったため、「なんかちょっと面白そう。」と思いました。

ちょうどその日は僕のYouTuberデビューの前打ち合わせ(デビューするときはお知らせしますね。)の日だったこともあり、

「YouTubeデビューの記念に暗号資産デビューもしよう!!」

と思い立ち入金していた1万円でジャスミーを買ったんです。

そしてこのブログを書いている現在(買ってから1日と10時間くらい経過)で1万円が1万6500円くらいになっています。

いやービギナーズラックって怖いですね笑笑

「100万買ってたら165万かあ・・・」
「1000万なら1650万じゃん!!」

って思っちゃいますもんね。

こうやってハマって行くんだなと思いました。

前置きが長くなりましたが、今回はそんな暗号資産のことについてお話します。
先日発表されたトラベルルールや、確定申告は終わりましたが、税金についてもお話しますので、来年以降にお役立てください。

仮想通貨と暗号資産の違い

違い
「暗号資産と言われてもピンとこないけど、仮想通貨なら聞いたことある!!」という方もいらっしゃるのでは?

実は暗号資産と仮想通貨の違いはありません。
まったく同じものなんです。

ビットコインやイーサリアムなどが出だした当初は一般的に仮想通貨と呼ばれていました。

しかし、金融庁が2018年12月にグローバルな呼び方である暗号資産に呼称を改めることを発表し、2020年5月1日から正式に施工されました。
それにより、仮想通貨→暗号資産と呼び方が変化しただけなんです。

スチュワーデス→キャビンアテンダント
ズボン→パンツ
保母さん→保育士
看護婦→看護師
ロスタイム→アディショナルタイム
成人病→生活習慣病
チャック→ファスナー

と同じ感じですね。

暗号資産の種類

暗号資産種類
現在暗号資産は5000以上の種類が存在すると言われています。

そしてその暗号資産は、大きく分けると2種類にわけることができます。
それはビットコインか、それ以外(アルトコイン)かです。

ここではその違いを説明いたします。

ビットコイン

ビットコイン
ビットコインは世界で最初に作られた暗号資産で、「ブロックチェーン技術を使った中央管理を持たない仕組み」として話題になりました。

円やドルなど法定通貨は銀行や国が管理しています。
そのため、海外に送金する際には時間や手数料がたくさんかかってしまいます。

その場合、他国へ出稼ぎに出て、自国に送金する際などに不便に思っている方が多くいました。

ですがビットコインならばそのような中央管理を持たないため、ユーザー同士が管理し決済でき、時間がかかるであったり、手数料が高いといった不便さがありません。

このように不便を便利に変えるため開発されたのがビットコインなんです。

アルトコイン

イーサリアム
ビットコイン誕生後、ビットコインを基本としつつも「さらに良い通貨ができないか?」と、新しいコインがたくさん誕生しました。
それらがアルトコインです。

アルトコインのアルトは『代わり』と言う意味で、ビットコインの代わりという意味で名付けられました。
つまりビットコインと言う暗号資産はありますが、アルトコインと言う暗号資産があるわけではありません。

アルトコインはビットコイン以外の暗号資産の総称と考えていただければと思います。

このアルトコインの代表格がイーサリアムです。

アルトコインはプログラムのできる方ならば個人でも作れてしまいます。
なので、今後も種類は増え続けるかと思いますが、その分、怪しいコインも多くあります。
ご注意ください。

投資をする際は、最低でも日本の大手交換所に上場しているものから選ぶことをオススメします。

暗号資産の今後

行く末
ビットコインやイーサリアムなどの大手のコインについては、今後取引が増えると想定していますが、その分投機妙味は低くなると考えています。

その理由は、『価値が再確認されたから』です。

ここ数年、ビットコインやイーサリアムについては、投機の対象となっていました。
そのため、

「怖いもの」
「よくわからないもの」

と毛嫌いする方が多くいました。

しかし、ロシアのウクライナ侵攻を受け、ビットコインなどで支援金を送るケースが多くあり、それらがニュースで取り上げられています。

前にもお話しましたが、元々は早くそして安く送金するために開発されたのがビットコインであり、その本領が発揮されているんです。
こういうニュースが増えてくると、

「そんな悪いものではないのかも。」

と思う方が増えてきます。
そうするとおのずと市場参加者が増え、取引が増えます。
そうすれば価格が安定してきます。

価格が安定することは良いことですが、短期的な利益を追求する『投機』という観点では妙味が低くなってしまいます。

ですが、中長期で利益を出すことを目的とする『投資』の観点から考えると、今後持っておくべき資産になるように思います。

上記以外のコインについては、またの機会にお話しさせていただきます。

トラベルルールについて

飛行機
暗号資産交換業者によってタイミングはそれぞれのようですが、今後『トラベルルール』というものが採用されます。

トラベルルールとは、テロリストその他の犯罪者が自由に電子的な資金移転システムを利用することを防ぎ、不正利用があった場合にその追跡を可能とすることを目的とするものです。
簡単にいうと、他人へ暗号資産を送金するときに、送り主と受け取り主の情報が必要になるということです。

荷物を送ったりするときは当たり前のことなんですが、今まで暗号資産においては送り主と受け取り主の情報は必要ありませんでした。
それにより便利なこともありますが、マネーロンダリング(資金洗浄)の懸念が常にありました。

ですが今回のトラベルルールの採用により、マネーロンダリングに暗号資産が利用されにくくなることが想定されます。

しかし、同ルールの適用範囲が、一定額以上の送金であることや、一部のコインに限られることから効果を疑問視する声も聞こえてきます。

暗号資産の税金について

所得税の計算
暗号資産で利益が出た場合、株などのように『特定口座源泉徴収あり』で買付ができないため確定申告が原則必要になります。
その場合、所得の種類は雑所得となり、他の所得と合算して計算する総合課税です。

雑所得はほかの雑所得と合計して20万円以下ならば申告する必要はありませんが、例外もありますのでご注意ください。
確定申告が不要の場合忘れがちですが、住民税は支払い義務があります。

また、累進課税のため、利益が大きくなればなるほど税金は雪だるま式に大きくなります。

例えばほかの所得と合算したのち、課税所得が600万円ならば、

所得税→¥772,500
住民税→¥600,000
合計→¥1,372,500

課税所得が1200万ならば、

所得税→¥2,424,000
住民税→¥1,200,000
合計→¥3,624,000

という風に、課税所得が2倍になれば、税金は2.6倍になります。
儲けすぎるのも問題ですね。

納税は国民の義務ですが、暗号資産の税逃れは問題視されており、税務署が注力している分野の1つです。
国税庁は定期的に無申告の重点調査を行っていますし、税務署は暗号資産の取引記録を閲覧する術を持っているため、「個人でそこまで稼いでないからバレないだろう。」と思って申告を怠るのは危険です。

また、利益がさほど出ていない個人の税務調査を担う機関も存在するため、利益の大きさを問わず税務署からの指摘を受ける可能性があります。
無申告を続けると高額な追徴課税を納付しなければならなくなるばかりか、裁判で有罪判決を下された事例も存在するのでご注意ください。

これ以外にも暗号資産の税金に関しては注意することが多くあります。
「どうしよう?」と思ったら一度ご相談ください。



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