a

Blog

ブログ

株主総会潜入レポート2022年6月

株主総会潜入レポート2022年6月

2022年6月第4週から株主総会が本格化しました。
今回は21日から29日の間に5社の株主総会に参加してきました。

本当は、住友商事、阿波製紙、ソニーなどまだまだ参加したかった株主総会はあったのですが、日時がバッティングしていた関係で泣く泣く諦めました。

結局参加できたのは、

6月21日 商船三井 オンライン参加
6月23日 古河電気工業 オンライン参加
6月24日 伊藤忠商事 オンライン参加
6月28日 リミックスポイント オンライン参加
6月29日 阿波銀行 現地参加

でした。

今年3月に参加できたのがカヤック、ヤプリの2社であったことから考えると上出来かなと思います。

今回参加して思ったことは、「やっぱり株主総会って面白い!!」でした。
今後もライフワークとして続けて行こうと思います。
皆さんも是非一度参加してみてください。

また近いうちにYouTubeへ動画をアップするかとは思うので、詳しくはそちらを見てほしいのですが、

今回は、それらの株主総会の内容を少しと、感じたことをお伝えしたいと思います。

商船三井(9104)

6月21日10時から開催された株主総会にオンライン参加してきました。

感想を一言で表すと、「さすが大手!!」です。

商船三井は、海運業第2位の会社で、創業から140年近くが経つ老舗中の老舗です。

昨年はコロナからの急激な景気回復の恩恵を受け、業績も株価も大きく伸びました。
配当金もなんと前年比8倍と大きく増やしています。
そんな同社ですが、最近は海洋資源開発や洋上風力発電のような環境事業にチカラを入れているそうです。

今期においては前期と比較すると減益の予想ですが、配当性向は20%を25%へ引き上げます。
そのため、配当金の減少は微減に留まりそうです。

四季報の配当予想から計算すると、現在の株価でも配当利回りは実に11.62%!!
恐ろしい数字です。

しかも株主総会で、同社社長はこう発言しました。
「決算は保守的に出している」と。

それから考えると決算の上方修正と増配が行われる可能性は高いのではと感じました。

今は株価少し安いですが、今後注目です。

古河電機工業(5801)

電線
6月23日10時から開催された株主総会にオンライン参加しました。

この会社も歴史は古く、創業から120年以上経過しており、古河財閥の流れである、古河グループの中核企業の1つになります。(他は、古河機械金属、富士電機、富士通)

また、世界で初めて光ファイバーを生産した企業としても知られており、『電線御三家』の一角にも数えられています。

同社は足元業績がしっかりしており、今期も増収増益の予想です。
しかも小林社長も予想達成の確度について、かなりの自信を持っていました。株価も割安です。

ですが、株主総会に参加した僕の感想は、「んーなんか足りんな・・・」でした。

そう思った理由は、

①株主還元に消極的な印象を受けた
②世の中を変えるような大きな新技術が開発される予感がしない
③株主質問で元従業員という方が、パワハラを受けて退職したが会社はなにもしてくれなかったと訴えた

の3つです。

特に③は、本当かどうかはわからないので、それに対する意見は控えますが、社長が「当社は従業員を大切にする会社です。」と発言した直後の出来事だったため、社長の発言がネタみたいになってしまい残念でした。何ならそれしか印象に残ってないかもしれません。

伊藤忠商事(8001)

商社
6月24日10時から開催された株主総会にオンライン参加しました。

今回株主総会に参加した5社の中で、1番ファンになったのがこの伊藤忠商事です。

同社は5大総合商社の一角で、創業から70年以上経過しています。

特徴は以下のようなものがあります。

①総合商社で唯一の非財閥系
②営業収益に占める非資源比率が高い
③営業収益に占める国内比率が高い
④傘下にファミリーマート

現在業績も絶好調。
新卒の就職先としても大人気で、主要な就職人気企業ランキング6誌を見てみると、

6誌すべてで商社No.1
4誌で全業種No.1

となっています。

ですが僕がファンになった理由はこれらではありません。

ファンになった理由、まず1つ目は、『とにかく株主総会資料が見やすい』です。

参加した株主総会の中で同社の資料は群を抜いて見やすいです。
株主と言っても、経営に関しては素人です。
その素人にでも分かるような資料にすることは非常に大切です。
これはできそうでなかなかできないんですよね。

そして2つ目が、岡藤会長CEOの存在です。

ソフトバンクの孫さんや、ファーストリテイリングの柳井さんなど、創業社長でカリスマ性のある方はたくさんいらっしゃいます。
ですが、創業社長ではない、たたき上げでトップに立った方としては岡藤会長CEOのカリスマ性は日本トップクラスだと思います。
一見強面ですが、お話の緩急が素晴らしい。
『僕もこんな経営者になりたい』と心から思いました。

岡藤会長CEOがトップにいる間は伊藤忠商事は安泰だと思います。

リミックスポイント(3825)

暗号資産種類
6月28日10時から開催された株主総会にオンライン参加しました。

僕が今1番注目しているのがこの会社です。

リミックスポイントは知らない方も多いかもしれませんが、電力小売りや暗号資産交換所『ビットポイント』を運営している会社です。

設立は8年前と比較的若い会社にはなりますが、国内の暗号資産取引業者としては業界トップですし、日本ハムファイターズの監督である新庄剛志氏をCMに抜擢し、CM好感度1位に輝いたり、
プロサッカーチームの横浜F・マリノスのスポンサーをするなど有望なベンチャー企業です。

僕だけでなくSBIホールディングスも同社に目を付け、先日資本提携を結び、同社の株を5%保有し筆頭株主となりました。

株主総会においても、20億円の自社株買いの発表や、電力コストが増えている現在においても、それを見越して既に今年度必要な電源の80~90%を確保していることを発表するなど、次々と新しい情報が発表され聞いていてワクワクしました。

株主の質問も活発で素晴らしい株主総会だったと思います。

また、株主の質問にはほとんど小田社長がお答えしており、話し方がめちゃくちゃうまいという訳ではありませんが、人柄の良さと頭の良さが滲み出ていました。


先日発売された四季報電子版の同社理論株価が3,054円(現在の株価は600円)だったこともありますし、小田社長が、「弊社はただのベンチャー企業だとは思っていない」と発言されていたこともあり、僕の同社への期待は株主総会を経てさらに膨らみました。

阿波銀行(8388)

銀行
6月29日10時から開催された株主総会に現地参加しました。

今回が僕の人生初、株主総会現地参加になりました。

ですが残念ながら今回参加した株主総会の中で1番残念な内容でした。

僕としては、低金利が続き地方銀行の業績は厳しいですし、SBIホールディングスが新生銀行や地方銀行を巻き込み『地銀再編』を進めているのでそんな話もあるのかなとか、野村證券と業務提携を開始したのでそんな話もあるかもと期待していたのですが、全くありませんでした。

株主質問も当たり障りのないもの1つだけ。
時間も最短の47分でした。

他の地方銀行も同じような状況ですが、PBR 0.29倍と解散価値を大きく下回っている現状において満足している株主は1人もいないと思うんです。
ですが、それに対する質問はなし、もちろん会社からの改善計画の発表もなし。

良くなるイメージが全く見えずただただ残念な内容でした。

僕は『株主総会はマーケティングであり、ブランドイメージを創るもの』だと思っています。
株主への見せ方のうまい企業は、新しい株主が増えて株価が上がる。
そうでない企業は、新しい株主は増えない。

第一地銀が元気でないと、その地域も元気は出ません。
次回参加する際には、変化が生まれていることを切に願います。



公式LINEでも情報発信中!!
友だち追加登録はこちらから↓
友だち追加


関連ブログ『会社四季報のススメ』はこちら

関連ブログ『日本株売買の前に知っておいて欲しいこと』はこちら

関連ブログ『日本株投資の魅力をお伝えします』はこちら

関連ブログ『一般人でもやりがちな、株取引の不正行為4選』はこちら

一覧に戻る